2009年4月11日土曜日

県内からも2組茶会出席/両陛下ご結婚50年

天皇、皇后両陛下がご結婚50年を迎えられた10日、皇居・宮殿で開かれた茶会に県内から出席した夫婦2組は、それぞれにお祝いの気持ちと、同じく今年に金婚式を迎えられた喜びを改めてかみしめた。

前橋市在住で、県木材組合連合会会長の和南城純一さん(76)は「来年、群馬で育樹祭が開かれると天皇陛下にお話したら、『あっ、そう』と、にこやかにお返事された」と振り返った。また、「会場の雰囲気がとても良く、50年を共に楽しもうというお二人の気持ちがよく伝わってきた」と話した。妻のかつ子さん(71)は「皇后さまはとても優しい声で話されていた。本当に貴重な体験でした」と、興奮した様子だった。

桐生市在住で、森産業相談役の森喜美男さん(74)は、天皇陛下に1、2分ほど、同じ学習院大の1学年下だということや、1981年に来県した昭和天皇にシイタケ栽培について説明したことを伝えた。天皇陛下はにこやかな表情で、各招待者の話に丁寧に耳を傾けられていたという。

喜美男さんは「ありがたい機会に、熱いものがこみ上げてきた」とうれしそうに話し、妻の昌子さん(72)も「一生の思い出になりました」と喜んでいた。

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